『スペシャルキッズサポーターの集い in 大阪2020』の開催中止が決定いたしました。

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『スペシャルキッズサポーターの集い in 大阪2020』の開催中止について

この度は、新型コロナウイルス感染症の国内での拡大が危機的な側面を迎えることから、専門家会議や政府より、移動・集会の自粛が要請されています。この現状から、一般社団法人スペシャルキッズサポート振興協会は、2020年3月15日に予定しておりました『スペシャルキッズサポーターの集い in 大阪2020』の開催の中止を決定いたしました。

この行事に関しては、当法人内外の医療関係者からの提言も受け、十分な感染症対策を施した上での開催を検討して参りました。しかし、最近の新型コロナウイルス流行の局面の変化予想を鑑み、慎重に検討を重ねた結果、苦渋の判断ではありますが、開催を中止とすることに決定いたしました。

本会の準備や発表のためにご尽力いただきました関係者の皆様、開催への賛同をいただきました各団体・法人の皆様、そして参加の登録をいただきました皆様には、多大なご迷惑をおかけすることになり、心よりお詫び申し上げます。
ご理解くださいますよう何卒お願い申し上げます。

2020年2月27日
スペシャルキッズサポーターの集い in 大阪2020
大会責任者 合田 友美
一般社団法人スペシャルキッズサポート振興協会
代表理事 大舩一美



『スペシャルキッズサポーターの集い in 大阪2020』の開催は中止となりました。

PDFダウンロード
上記よりPDFダウンロードして頂けます。

【日時】:2020年3月15日(日)10時00分~17時30分 【開催中止】
【会場】:宝塚大学大阪梅田キャンパス
(〒530-0012大阪府大阪市北区芝田1丁目13番16号)
【主催】:一般社団法人スペシャルキッズサポート振興協会
【後援】:大阪府、大阪市、公益社団法人大阪府看護協会、認定NPO法人病気の子ども支援ネット遊びのボランティア、
毎日新聞社、朝日新聞社、読売新聞社、産経新聞社、NHK厚生文化事業団近畿支局
【協力】:宝塚大学
【スケジュール】
■ 開会式 10時00分~10時10分

■ 基調講演 10時10分~11時00分
演者:高塩純一(びわこ学園医療福祉センター草津)
演題:スペシャルキッズのためのプレイフルアプローチ
~もう一度身体に不自由のある子どもたちの支援を考え直してみませんか~

■ 特別講演 11時10分~12時00分
演者:松平千佳(静岡県立大学短期大学部准教授、NPOホスピタル・プレイ協会理事長)
演題:遊びに生きる子どもたち

■ ワークショップ[1]  13時00分~14時00分
① “療育駄玩具”ワークショップ
講師:太田篤志(プレイジム代表、姫路獨協大学医療保健学部・客員教授)
② 涙も笑いも、力になる
講師:副島賢和(昭和大学大学院保健医療学研究科・准教授)
③ スヌーズレンルームの創り方~イマジネーションを現実に~
講師:橋本敦子(スヌーズレン・ラボ代表/ NHKエデュケーショナルインクルーシブ教育プロジェクト・ディレクター)
④ 子どもも大人も笑顔いっぱい!「バルーンで遊ぼう!」
講師:大竹由美子(特定非営利活動法人ぷくぷくばるーん)
⑤ グリーフを抱える子どもへの対応
講師:瓶子昌幸(一般社団法人スペシャルキッズサポート振興協会)

■ ワークショップ[2]  14時20分~15時20分
⑥ 最新VR.ARの学習支援コンテンツと実用活用事例紹介
講師:井上幸喜(宝塚大学東京メディア芸術学部・教授)
⑦ 「ステンシルで遊ぼう」ベッドの上でも楽しめる工作遊び~病気になってもいっぱい遊びたい子どもの思いに寄り添って~
講師:坂上和子(NPO法人病気の子ども支援ネット遊びのボランティア理事長)
⑧ 子どもたちの動きを引き出すための工夫-身体の重さを考える-
講師:篠原勇(京都府立与謝の海支援学校)
⑨ アイスブレイク・コミュニケーション法
講師:澤田智茂(パルセイト代表)

■ 交流会 15時30分~16時50分
全国のスペシャルキッズサポートに関わっている、関心がある方達との交流・活動紹介の場

■ 演奏会 16時50分~17時20分
小林 圭子(ミュージック・オフィス♪DoReMi代表、日本音楽療法学会認定音楽療法士)

■ 閉会式 17時20分~17時30分

【参加対象者】:難病児・障がい児支援者、医療関係者、教育関係者、保育関係者、福祉関係者、スペシャルキッズサポートに関心がある方
【登録方法】:スペシャルキッズサポート振興協会ホームページよりお申し込み下さい
URL:https://www.spkids.or.jp/
【参加料】:一般 2,000円 学生 500円 (当日支払)
【問合せ先】:E-mail:info@spkids.or.jp
(お電話でのお問い合わせはご遠慮ください)

開催中止
開催は中止となりました。


病気や障がいのあるこどもと家族を、みんなで守る社会に!

代表理事 大舩一美

一般社団法人
スペシャルキッズサポート振興協会
代表理事 大舩一美

十数年前の話ですが、「星になった少年」という映画が上映されました。“象使い”になることを夢見てタイに渡り、帰国後、交通事故のため21歳の若さで亡くなった少年の実話から生まれた作品でした。亡くなった少年を前に涙を流す象のランディは、悲しみに暮れる母親を慰めるように何度も寄り添う仕草をみせるようになります。墓前にひざまずく象たちが僧侶の読経に合せるように一斉にもの悲しい鳴き声をあげる・・。お母さんが、息子さんの遺志を継いで「象園」の運営を決心した瞬間でした。象は人に似た社会性を持っています。たとえ人間との間であっても“心を通わせた大切な仲間はみんなで守る”という習性を持った動物なのです。

私たち人間の社会も、長い歴史の中で“助けを必要とする人をみんなで支えるため、医療や福祉の仕組みを創ってきました。しかし、その制度のはざまで支援を受けられない人がいるのも事実です。
病気や障がいのあるこどもと家族が安心して、ふつうに暮らせる社会であってほしい。ひとりの人として、自分なら何ができるのだろうか・・こんな想いをめぐらせながら、一昨年、私たちは「一般社団法人スペシャルキッズサポート振興協会」を設立しました。

欧米では、重い病気や障がいがあるこどもたちを「スペシャルキッズ」と呼び、“遊び”や “学び”など、民間での多様な支援があります。その関わりはスペシャルキッズサポーターによって支えられています。幼児期、少年期のこどもたちにとって、これらは、“なくてはならないとっても大切な時間”なのです。だからこそ、私たちは我が国にもより多くの支援活動が必要だと考えています。

本大会は、スペシャルキッズのために全国で活動している民間団体、サポーターが一同に集まり、ともに“スペシャル・サポート”について考える場にしたいと考えています。2017年2月、神戸で第1回目の“集い”を開催。2018年の第2回目に続いて2019年も大阪・梅田で第3回目の大会を、多くの方々のご支援とご厚志のおかげで実施できる運びとなりました。皆さまに感謝申し上げますとともに、この大会が本当に意義のある大会になりますよう、期待をしております。

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